転職が簡単な世界。でもそれでいいの?

転職が容易な世界の危うさ

転職の情報がたくさん世の中に出回っている。大手の転職サイト、紹介会社。ベンチャーの新興メディア。
一部は好景気で求人数は増加していてある程度の経験と口が達者なら転職は出来る世界だ。
実際、私も大手、中小、ベンチャーを転々としているので転職はしようと思えばいくらでも出来る、と本気で思ってる。

でも、転職しやすいっていいことなの?


中小企業経営に取り組んで思うのは、人材に出て行かれたら、戦略遂行もクソもない。替えの人材がいないから事業が止まる。やっと立て直したと思ったらまた辞めたら同じことの繰り返し。 

転職者個人の視点ではなく、経営者目線で見たら、悪。

こんなで、中小企業が成長出来るはずないやん。調子のいい会社ならまだマシだが、傾いてて立て直したい会社にとっては死活問題。人不足で潰れることだってある。本当にジリ貧。

辞めない会社にするのが正しい道だ、と言う正論では片付かない

多くの中小企業は、日銭を稼ぐことで精一杯。人に投資したくても出来ないことも多い。そんな会社に、辞めない会社になりましょうなんて言える??

転職支援より定着支援が経済成長に繋がる

結論として、組織に定着させるためのノウハウやリアルな手段の提供が私たちがやるべき事だと思う。
だから私はメディピタという会社で、定着支援を考えられることが幸せだ。本質的に定着させるためのノウハウを体系化させてコンサル出来るようになるのが使命だと思っている。