転職が簡単な世界。でもそれでいいの?

転職が容易な世界の危うさ

転職の情報がたくさん世の中に出回っている。大手の転職サイト、紹介会社。ベンチャーの新興メディア。
一部は好景気で求人数は増加していてある程度の経験と口が達者なら転職は出来る世界だ。
実際、私も大手、中小、ベンチャーを転々としているので転職はしようと思えばいくらでも出来る、と本気で思ってる。

でも、転職しやすいっていいことなの?


中小企業経営に取り組んで思うのは、人材に出て行かれたら、戦略遂行もクソもない。替えの人材がいないから事業が止まる。やっと立て直したと思ったらまた辞めたら同じことの繰り返し。 

転職者個人の視点ではなく、経営者目線で見たら、悪。

こんなで、中小企業が成長出来るはずないやん。調子のいい会社ならまだマシだが、傾いてて立て直したい会社にとっては死活問題。人不足で潰れることだってある。本当にジリ貧。

辞めない会社にするのが正しい道だ、と言う正論では片付かない

多くの中小企業は、日銭を稼ぐことで精一杯。人に投資したくても出来ないことも多い。そんな会社に、辞めない会社になりましょうなんて言える??

転職支援より定着支援が経済成長に繋がる

結論として、組織に定着させるためのノウハウやリアルな手段の提供が私たちがやるべき事だと思う。
だから私はメディピタという会社で、定着支援を考えられることが幸せだ。本質的に定着させるためのノウハウを体系化させてコンサル出来るようになるのが使命だと思っている。


中小企業立て直し日記

現職の会社は絵に描いたようなワンマン経営。

昨年夏から事業立て直しのために参画しているブライダル会社は絵に描いたようなワンマン経営。

でも、社長が言うことをみんなが聞くかと言うとそうではない。むしろ話半分で動かない。

これまで社長が、思いついたことを指示して細かいことは丸投げをしていたので、現場は負担が大きくて社長のアイデアを聞くのが怖くなっていた。

意識高い子が頑張って期待に応えようとしても、二週間後には言ったことを忘れてたり、真逆の話をしだしたりして、そりゃやる方はしんどくなる。
こうして完成したのが、超保守的組織。

昔は社長の創業アイデアが当たってたので、変化しない組織はむしろ都合が良かったが、今は外部環境が変わって変化に適応出来る者だけが生き残れる弱肉強食の時代。
そりゃこの組織のままでは無理。


まずは一人一人の約束を守ること


私が落下傘降下して、部長に就任して最初にやったのは、社員50人全員の個人面談。みんなの悩みや夢を聞いてどんな会社にしたいかを書き出した。
当然社長は面談なんてしたことない。基本的に自分が思うように会社が動いて儲かることが最上という考え。もちろん人柄は悪くはないのだけどね笑
社員はこれまで上の人がフラットに考えてることを聞いてくれると機会なんて無かったからびっくりしたみたい。

次の手で一人一人と約束したことを小さなことから叶えた。

掃除を徹底させる、辞めそうな子を止める、体制を変える、社長に直接聞きにくいことを代わりに聞いて確認する。そんなことから始めた。

この効果は絶大。基本的に純粋な社員が多いこともあって受け入れた。約束を守る人が上に来てくれた。それだけで安心感が増えたようだ。

荒廃した組織でメシアとしての扱い

本当にメシア扱いで話が出来る。結果が伴わなかったら怖いが仕込み段階では結構具体的に組織を動かすことが出来た。

これが昨年8月のこと。
そこからのことはまた次回。



WEBディレクター

新会社でWEB制作の仕事を受注してきましたが、まだ社内に開発体制が整っておらず、自社サービスの開発体制だけで精一杯。さてどうやっていこうかと考え中。
ありがたい事に仕事は溢れておりますね。

私は過去には広告代理店の営業、某人材大手の人材コンサルタント事業会社での自社サイト企画&発注側のディレクターなど経験してきてるので、ある程度何をどうしないといけないかはイメージ出来てますが、何せWEBの知識と経験が弱い…
この機にWEBディレクターとしての心構えを整理して自戒としたいと思います。

WEBディレクターの心得

  • クライアントの丸投げは極力受けない。必ずRFPを作らせる、または要望確認書を作成する。確認書ベースで仕様と予算の提案をしないと後でひっくり返ることが…。
  • 制作目的と目標は確実に押さえる。担当者があやふやな事は驚く程多い。

  • 決裁者のこだわりポイント(予算、デザインイメージ、仕様)は必ず押さえる。会えなかったら作れないと最低でも挨拶と名刺交換と10分くらいの会話をする。
  • サーバ、SSLの事は分からないのに不用意にはタッチしないと明言しておく
  • WEBマーケティングはまた別の話と、予算と見積を切り分けて話をする。

ダブルワークのメリットデメリット

私は、今、本業にしている会社と、友人と立ち上げたての会社の二社を掛け持ちしています。
※私は両社とも本気なので副業とは呼ばずダブルワークと呼んでいます。

当然休みもなく非常に忙しいのですが、いいこと悪いこと、どちらも沢山あります。折角なのでブログでも紹介しておこうと思います。

ダブルワークのメリット

  1. 収入が増える。副業とかのレベルでないくらい稼ぐ事も可能です。
  2. 社外の知見や人脈、感覚を取り込めるので、一つの会社の枠にとらわれない発想を生める。
  3. 仕事人間になれるww
  4. 短期のスキルアップを望める。仕事を二倍やりますので単純に二倍成長するかと思いきや、効率を考えないといけないので4倍速くらいで成長出来ると思います。

ダブルワークのデメリット

  1. 理解がないと風当たりがつらい
  2. 2社のパワーバランス取るのが難しい
  3. もし経営者の理解が無いとばれた時にどうなるか不安。幸い私の方は理解があり助かってます。
  4. それぞれの会社のいいところ悪いところを比べてしまう。刺激にもなりますが、モチベ低下の原因にもなり得ます。
この辺を理解して取り組めば、大変な事もあるけど、それ以上に得るものがあるので、私はオススメです。
ただし、自分は要領がいい、と自信が無い人はあまりやらないほうがいいかもしれないですね。

ちなみに私も4月からは立ち上げたてのの会社の方に本籍を移して仕事をしていきます。

一時的にはいいけど、ずっとは身体が持たないし、状況的に専念したほうがいいという判断です。落ち着いたらまた他の事もやり始めると思います。

日本の企業がみんなこのくらいフレキシブルにやれたら人材不足も解決するだろうになー

これからの働き方提案 リモートワーク

リモートワークって憧れませんか?
私はほんまに憧れます。
これがうまく出来るようになれば、少子高齢化社会での労働力不足も解決するし、女性の社会進出も、地方創生だって実現する。なんでやらないのか。

リモートワークが出来ればこうなる。

①通勤時間が不要。
出勤の準備なども含めたら1日2時間以上は時間が増えるはず。仕事してもいいし、プライベート充実したっていい。子育て時間の捻出にもなる。ほんまに通勤て時間と体力の無駄だし、優秀な人材確保の障害でしかない。1日の時間を増やす一番簡単な方法だ。

②地方でも働ける
毎日の通勤義務がなければ、地方にいても都会にいても一緒。それなら親の介護で仕事辞めて…みたいな人が減るはず。ほとんどのデスク仕事ってクラウドで繋がればどこでも仕事出来るはずなんです。

いいことだらけなのになんで進まないのか。

①会うことの価値
確かにあります。でも毎日同じ時間に出社しなくてもいいとおもう。電話やSkypeで会話のコミュニケーションさえ取れてれば、あとは定期的に会うので問題無い。

②仕事を任せられるレベルが前提
新人にやれって言っても出来ない。ある程度自走出来る水準のキャリアが前提になる。会社でもラインを決めて、在宅を選択できるようになればいい。業績管理はアウトプットの質と量で判断する。
これが出来ないのは、これまで通りでいいと思考停止している証。

あらゆるデバイスが進歩し、クラウド化する中で、働き方だけ昔ながらのやり方でいいと思いますか?


WEBサイト制作の楽しさを知ってしまった

現職企業のWEBサイトのフルリニューアルを仕切ってきました。面白さとしんどさを両方知った。

おもろいところ。
デザインとビジネスモデル、心理学など様々な知識を総動員しないと素晴らしいサイトは作れない。でも、この総合性が堪らない!
検証によりブラッシュアップも出来るのがすごくいい!

むずいところ。
要件定義がしんどい。関係者が好き勝手なことを言うし、意見の統合がしんどい。

でも奥深いし、まだまだこれからの社会では必要とされるスキルだから、磨いていこうと思います!

マーケティング・ビジネス検定

2月頭に試験を受けます。マーケティング・ビジネス検定のB級とC級の並行受験に挑戦します。
改めて、理論でマーケティングを勉強してなかったことを痛感。
なかなか難しいですね。

言ってることはわかるけど、その理論の名前を正確に覚えてるかとか結構微妙です。
テストまで時間が無いので過去問を解きまくりの勉強方法にしてたけど体系化出来てなかった分野は、テキスト速読✖️複数回に変更。あと一週間で間に合うか!
頑張ります!